胃カメラを受ける方

上部内視鏡検査（胃カメラ）を受ける方へ

内視鏡を口または鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸を観察します。
一般的には、鼻からの胃カメラのほうが口からに比べ、苦痛が少ないと言われています。
鼻からの検査では、検査中に会話が可能です。

鎮静剤を使って眠りながら行う胃カメラ検査は行っておりません。

検査中、粘膜の一部を採取して病理検査に提出する生検を行う場合があります（病理組織検査）。痛みはほぼありません。

発熱・のどの痛み・咳や鼻水などの風邪症状があり、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの感染症が疑われる場合は、検査を延期させていただくことがあります。
症状がある時には、医院まで連絡をお願いいたします。

当院では未成年の方の胃カメラ検査は行っておりません。

※当院を初めて受診される方で胃カメラ検査を希望される方は、WEBでのご予約はお取りできません。一度診察いたしますので、ご来院ください。

注　意
高崎市の胃がん【内視鏡】検診で胃カメラを希望される方は、以下のように合計３回の受診が必要となります。WEBでのご予約はお取りできません。

１　問診票の記入・事前説明・同意書への同意
２　胃カメラ検査
３　結果説明
詳しくは当院までお問い合わせください。

検査上の注意点

＜検査前日＞

• 食事は午後9時までに済ませてください。なるべく消化によいものが望ましいです。
• 水分（水・白湯・お茶・スポーツ飲料）は飲んでも構いません。
• 夕食後や寝る前の定期薬はいつも通り内服してください。

＜検査当日＞

• 何も食べないでご来院ください。
• 水・白湯・お茶・スポーツ飲料は飲んでも構いません。それ以外は飲まないでください。
• 朝（朝食前・朝食後）の内服薬がある方は、前日までにお電話ください。
• 糖尿病の薬の内服やインスリン注射のある方は、当日の朝は使用しないでください。
• たばこは禁止です
• しめつけの少ない服装でご来院ください。
• 口紅・リップクリームは落としてください。
• 入れ歯のある方は、検査中は外しておこないます（来院後に外していただきます）。

＜検査の流れ＞

1. 検査前に処置室で胃の中をきれいにする薬（胃の中の泡を取り除く薬）を飲みます。
2. のど、または鼻にゼリー状の薬で麻酔をします。
3. 人によっては鼻の中が狭くて鼻からの内視鏡挿入が困難な場合があります。その場合は、口からの検査になります。
4. 検査終了後は胃カメラの画像をお見せしながら、結果の説明をいたします。

※高崎市の胃がん【内視鏡】検診で胃カメラをされた方は、結果の説明は後日となります。

検査後の注意事項

• 検査終了後、のどの麻酔がしばらく残ります。検査終了後、１時間経過したら水分を少量飲み、むせることがないことを確認してください。むせなければ、水分・食事が可能となります。
• 検査中、粘膜の一部を採取する検査（病理組織検査）を受けた方は、当日の食事は柔らかい、消化に良いものを食べるようにしてください。食事は検査後、２時間経ったら可能です。検査当日の運動や長湯、飲酒やご旅行はお控えください。

---